楷書の歴史的な名跡のひとつ、チョ遂良の
『雁塔聖教序』の、序と序紀との原石を撮影し、
鮮明な拓本と一字一字比較して並べた、
大変貴重な書籍です。
（お名前の「チョ」が残念ながら文字化けするため、
カタカナで表記してあります）
ネット上に文章のアップがありますが、
原石をご覧になるまでに、20年申請を続けられたそうで、
このようになかなか見ることができない原石の
鮮明な写真を見られる貴重な資料です。
出品の表題にはわかりやすく勝手に表題を作成しましたが、
実際には荒金大琳氏が編纂した、
『雁塔聖教序に関する記録』というご著書に
関連して作成された資料です。
『雁塔聖教序に関する記録』の本誌はネット上で
購入できますが、こちらの資料は販売されていないようです。
専門古書店さんでは、本誌とこの資料とを合わせて、
2冊で、10万円で売られています。
本誌の定価が画像でご覧いだけるように1万円ですので、
こちらの資料に9万円以上の価値を見て販売している、
ということになります。
嘘でない証拠に、該当の古書店さんの
出品の画像を添付いたしました。
こちらは資料のみのためお安く出品いたします。
上記書籍をお持ちの方で、こちらが欲しかった方、
また臨書や拓碑の研究に用いるので資料だけで結構、
という方にはお買い得と思います。
お探しでいらした方に、ぜひどうぞ。
注意事項
カラーの用紙を折込の体裁で、糸綴じで製本してあります。
少しの小傷や汚れ、折れのあるページ（画像）
などありますが、全体の状態は良いです。